人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top

自由が丘を楽しむ仲間の blog です
by lib2006
日本代表のロゴ:八咫烏(ヤタガラス)について









サッカー日本代表のエンブレム、八咫烏(ヤタガラス)。実は3本の足がついたカラスなのです。カラスといえば最近は厄介がられる動物になっていますが、歴史的には日本をはじめ東洋では神聖な動物として捉えられる事が多いそうです。この八咫烏は元々は中国の古典に登場し「太陽の使い」と言われ、日本においては、「古事記」や「日本書紀」に「日出ずる処(=東)」に向け突き進む「神倭伊波礼毘古命(カミヤマトイワレビコノミコト)」が、熊野山中で道に迷った際、この八咫烏に道を教えてもらい無事進路を見出し、奈良橿原にて天皇に即位(初代=神武天皇)し日本を統治した、という記述があります(古事記、日本書紀共に解釈の違いあり)。

なぜ八咫烏がサッカーのエンブレムになったかというと、八咫烏自体が上記の神話内容に関わっている事から、「日本を勝利に導く」「サッカー界の繁栄に導く」という「縁担ぎ」的な意味合いがあるというのが有力な説のようです。

ちなみに、エンブレムに描かれている赤線は「日の丸の赤、世界への道」を意味し、周りの黄色は「太陽からの光、公正(フェアプレイ精神)」を表現しているそうです。昔は日の丸カラーのユニフォームでしたが、現在のジャパンブルーは「四方を取り囲み国土を象徴する海の色」をイメージしているようです。

エンブレムだけでなく、マスコットキャラクターも一応います。カラッペ(左)とカララ(右)です。カラッペは熱い闘志、カララは友好を意味するそうです。ネーミングはダサいっすね(笑)。



by lib2006 | 2005-05-29 01:06 | サッカー
<< 魔方陣 絶対に負けられない戦い >>